セカンドビザを取得するためのファームの探し方

ワーキング・ホリデーで1年オーストラリアに滞在するだけでは足りない!という方のほとんどが目指すのは、セカンド・ワーキング・ホリデー・ビザ(以降セカンドビザ)です。
セカンドビザってなに?
こちらは、ワーキング・ホリデー・ビザの後に、もう1年間滞在できるビザとなります。継続せずに一度自国に戻った後で、改めてセカンドビザで入国し、1年滞在することも可能です。
ここで注意をしたいのが、どういう条件を満たせばセカンドビザを取得できるのかということです。ここで一度簡単におさらいしてみましょう。
簡易版!セカンド・ワーキング・ホリデー・ビザ取得の条件
・ビザ申請後、受付時点で年齢が18歳以上30歳以下であること(※変更の可能性あり)
・政府指定の地域、職種で3ヶ月(88日)以上の季節労働をした証明(給与明細)が提出できること
【注意】以前はWWOOFと呼ばれる農場での無給による労働に対してもセカンドビザの許可が下りていたのですが、2015年12月1日より労働の証明に給与明細を求められるようになり、必然的にWWOOFでの労働者はセカンドビザの申請ができなくなりました。
3ヶ月以上の労働を認められなければいけないということは、1年目のワーキング・ホリデーの早いうちに準備が必要ということになってきます。8ヶ月目でぎりぎり準備を始めて日数が足りない!ということがないように、しっかり事前にファーム等を探しておきましょう。
また、該当する地域のポストコードの一覧がこちらのPDFファイルから確認できます。
Form 1263:www.border.gov.au/Forms/Documents/1263.pdf
ファームの探し方
ファーム探しのポイント
オーストラリア各地にファームはあるものの、セカンドビザの申請に利用できるのは、政府指定の地域、職種のみです。そのため、自分が行こうとしているファームが、セカンドビザ申請の条件をみたしているかどうかの確認が必要です。
これには、直接ファームに確認する方法や、口コミで勤務後セカンドビザをとった人の実績があるかどうかを確認するのが有効です。
また、多くのファームには繁忙期が存在します。そのため、自分が予定している期間に十分な仕事があるかどうかの確認が必要になってきます。勤務を開始したものの、仕事がなく無駄に時間を過ごしてしまったということがないように注意しましょう。
こちらのオーストラリア政府提供のマップでは、季節と作物、地域によってファームを探したり、地域の情報を確認することができるので、ぜひ参考にしてください。
jobsearch.gov.au/harvest/towns-and-crops/map
ネットで探す
ハーベスト・トレイル
世界各国からの若者達はオーストラリアの農場の大きな助けとなっています。そのため、オーストラリア政府でも各地の農場で仕事を探すウェブサイトを用意しています。ハーベスト・トレイルではフルーツや野菜ごとに各地の農場が掲載されています。
jobsearch.gov.au/harvest/towns-and-crops
日豪プレス
日豪プレスのクラシファイドでは、求人ページの中に日本語のファーム情報が掲載されていることがあります。希望の作物、地域、または「ファーム」等を検索して見ると良いでしょう。
life.nichigopress.jp/syd/work/
gumtree
gumtreeではカジュアルな仕事を検索するのによく使われる、オーストラリアのクラシファイドです。jobsの項目から、ファームに該当する仕事を検索することができます。
backpacker jobboard
バックパッカー向けの求人情報サイトです。ファームに限らず、バックパッカーでも応募することができる仕事が掲載されています。
www.backpackerjobboard.com.au/jobs/farm-work
バックパッカーで探す
ファームの多い地域のバックパッカーでは、旅行者にファームの情報を提供していることが多いです。バックパッカーにある掲示板、スタッフ、もしくは宿泊客に話を聞くと、ファームの情報を得ることができます。宿泊客や、実際にファームに行ったことがある人の経験談は、何よりも確実な情報になりますので、非常に有益と言えるでしょう。
エージェントを探す
ファームの情報を提供しているエージェントがあります。おすすめの季節や地域など、多彩な経験からくる情報量で、一番自分に合った場所を探すことができます。ファームに行く前の準備等、いろいろな情報が得られます。