【コラム】テロから身を守る

【コラム】テロから身を守る

コラム テロから身を守る

オーストラリアは現在、イラクとシリアでISと戦争をしています。そして国内でも、テロリストという見えない敵との戦いが起きています。

オーストラリア軍が空爆を開始した2014年以降、国内では一般市民や警官、警察職員が犠牲になるテロ事件が相次いでいます。

2014年12月、シドニー中心部のリンツ・カフェでライフル銃を持った男が立てこもり、警官隊と銃撃戦の末、人質2人が犠牲となった事件は記憶に新しいところです。2015年10月にはシドニー西部パラマタのNSW州警察本部前で、15歳の少年が警察職員を銃で殺害する事件も起きています。

では、どうすればテロから身を守ることができるのでしょうか。まずは普段からテロに対する危機管理意識を高めることです。オーストラリア政府のテロ警戒レベル(現在、5段階中上から3番目)を注視し、テレビやウェブサイトのニュースでオーストラリアのテロ情報を常に収集しましょう。

爆弾テロや武装襲撃に遭遇しないようにするためには、標的になりやすい警察や軍、政府、米国に関連した施設の他、特に不特定多数が集まる街の中心部にある広場や施設などに不用意に近付かないことが重要です。

外出中は、常に自分の360度に注意を払い、人の態度や目、手の動きを観察するクセをつけましょう。実際に襲撃に遭遇した場合は、カバンなど身の回りの物で心臓を守り、頭を両手で覆うことで銃弾が急所に命中する確率を減らすことが可能です。

万が一の事態に備え、すぐに安否が確認できるように、3カ月以上海外に滞在する人は、最寄りの在外公館に「在留届」の提出は忘れないようにしておくとよいでしょう。3カ月未満の旅行や出張の際は、在外公館から緊急時の情報提供が受けられる「たびレジ」(外務省のウェブサイト参照)に登録することをお勧めします。