シドニー新生活<食べる3>

日本食材を買う

 日本食材が手に入る場所は、品ぞろえが豊富な順に、①日系の食料品店(日本食材・雑貨専門店)、②アジア系スーパーマーケット、③健康食品店、④スーパーマーケット、など。
 日系食料品店では、調味料からインスタント食品、麺類、乾物、お菓子に至るまで、日本の基本的な食料品を手に入れることができる。日本人スタッフがいるお店がほとんどなので、日本語で買い物ができるのもうれしい。例えば、シドニー中心部のタウン・ホール駅から徒歩3分の所にある「コンビニ8」(Web: nichigopress.jp/konbini8)は、「こんな物まであるの?」という品ぞろえ。ノース・ブリッジにある「東京マート」(Tel: (02)9958-6860)には、2,000種類以上の商品が並ぶ。「夢屋」(Web: www.umeya.com.au)は、日本食材の販売だけでなく、レンタルDVDサービスも行っている。
 シドニー全域に店舗がある、日本の100円ショップ「DAISO」(ダイソー)でも、お菓子や調味料など多くの日本食材が探せる(価格は2.8ドル〜)。

スーパーマーケットには日本のカレーも売られている

スーパーマーケットには日本のカレーも売られている

 アジア系スーパーマーケットは、ワールド・スクエアなどにある「Miracle Super Market」(Web: www.miraclesupermarkets.com)を始め、イーストウッドやチャッツウッド、シドニー中心部のチャイナタウンなどに多くある。しょうゆやインスタントラーメンなどの加工品は、アジア諸国にある日本の食料品工場からの輸入品が多いため味が日本の物と若干違うが、価格は純日本製よりも安く設定されている。

 また、健康食品店には、健康ブームということから、日本食材をそろえる所もある。
 コールスやウールワースなどの大手のスーパーマーケットには大抵アジアン・フード・コーナーがあり、店舗によって品ぞろえに違いはあるものの、しょうゆやカレーなど基本食品が手に入る。

基本の食材、その他

●お米について
 オーストラリアのお米と言えば「サンライス」の1社寡占状態である。いわゆるオーストラリア米だが、ふっくらしていておいしい。手頃な値段でスーパーマーケットで販売されている。またサンライスは、世界の市況を見ながら国内外向けにお米の生産・販売をしている企業であり、日本にも多く輸出している。
●卵について
 卵にも種類がたくさんある。ケージ飼いの「Cage Eggs」(ケージ・エッグス)、放し飼いの「Free-RangeEggs」(フリーレンジ・エッグス)、野菜を餌にしているという意味の「Vegetarian」(ベジタリアン)などがある。殻に雑菌などが付着していることがあるので、火を通してから食べることが推奨されている。
●すき焼き用の肉など
 肉は牛肉や豚肉、鶏肉からカンガルー肉まで大抵の物は手に入るが、スーパーマーケットなどではブロック肉やステーキ肉がほとんど。日本で言うところの薄切り肉、バラ肉などは、日本食料品店や中国系もしくは韓国系の食材店で入手可能だ。
●オーガニック食品
 オーガニック食品は,通常の食料品に比べて値段は若干高め。オーガニック商品を買うには、①専門店で買う、②スーパーマーケットで買う、③オーガニック商品を扱う市場に行く、④インターネットで買う、などの方法がある。特に②のスーパーマーケットで買うのは手軽。コールスやウールワースでは、青果・生鮮食料品コーナーでオーガニック食品が販売されている。普通の商品と並んでオーガニック商品が販売されているので、「Organic」を目印に探してみよう。
●専門店や市場
 味や鮮度にこだわるなら、野菜や肉、魚などの専門店や市場で買うのも良いだろう。市場は安く購入したい人にもお薦め。肉や魚の専門店は、大きなショッピング・センターの中で見つけられるが、大手スーパーマーケットに併設されていることもある。

アルコールを買う

「Bottle Shop」の看板

「Bottle Shop」の看板

 スーパーマーケットやコンビニなどではお酒は売られていない。酒販店は、「Bottle Shop」(ボトル・ショップ)あるいは「LiquorShop」(リカー・ショップ)と呼ばれる。飲酒は18歳から認められているが、お酒を買う時や飲む時は、身分証明書の提示を求められることもあるので準備しておこう。酒販店の営業時間は夜11時まで。またアルコールを公共の場所、つまり屋外で飲むことは禁止されているので注意。

台所用品を買う

 基本的な台所用品はスーパーマーケットで買える。「Kmar t 」(ケーマート)や「Tar get 」(ターゲット)、「IKEA」(イケア、発音はアイキア)などの総合雑貨店なら、食器からパーティー用品、バーベキュー・セットなどがリーズナブルな価格で購入できる。「DAISO」(ダイソー)では、和食器などの小物もそろう。「David Jones」(デイビッド・ジョーンズ)など大手デパートでは有名ブランドの高級洋食器や調理器具が販売されている。バーゲン時期には値下げする商品もあるので要チェック。

外食事情

 シドニーを始めオーストラリアでは、実にさまざまな国の料理が楽しめる。各国料理専門のレストランから、ショッピング・センターなどに併設されている大型フード・コートまで、形態や規模もバリエーション豊富。ベジタリアン・レストランなどもある。
●「BYO」ならお酒持ち込み可
「BYO」は「Bring Your Own」の略で、「お酒を持ち込んでも良い」という意味。お酒を出していなくてBYOがOKのレストランや、お酒を提供しているけれどもBYOもOKの店などがある。基本的には酒代の節約になるが、BYOがOKでも別途持ち込み料金を請求する店も少なくないので、事前に要チェックだ。

持ち帰り用コンテイナー例

持ち帰り用コンテイナー例

●「テイクアウェイ」で持ち帰り
 日本やアメリカだと「テイクアウト」だが、オーストラリア英語では「持ち帰り」を「Takeaway」(テイクアウェイ)と言う。外食した際に食べきれなくなったら、お店の人に「テイクアウェイ用のコンテナーをください」と言えばプラスチックのケースなどを持ってきてくれる。コンテナーが有料のお店もあるので注意しよう。