オーストラリアのビールとパブ

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 オーストラリアで「食べる・飲む」といったら、やっぱりバーベキューとビールは欠かせない。オージーの生活の一部と言っても良いだろう。そして、おいしいビールが飲みたい、まだ飲んだことのないビールを味わってみたいと思ったら、ぜひとも訪れてみたいのがパブだ。街を歩くと、本当にたくさんのパブがあるのが分かる。ビールがこの国の食文化を担うものの1つであるのと同時に、パブも、オーストラリアの重要な文化の1つなのだ。パブの語源は「public」。いろいろな人が集まる楽しい場所なのだ。薄暗い照明の中(中には明るいパブもあるが)、ずらりと並んだドラフト・ビールの注ぎ口(タップ)が金色に輝く様を見ているだけでも、ウキウキした気分になってくる。一般的なパブは、とても開放的で自由な雰囲気だ。店内に足を踏み入れても、レストランのように店員が近付いてきて席を案内するということはない。多くのパブでは、店の中央付近の場所にお酒を中心とした飲み物を出すバー・カウンターがあり、ここで飲み物を注文し、受け取ると同時に代金を支払い、テーブル席に自分で持っていくのが普通。カウンター席に座って、店員との会話を楽しみながらグラスを傾けるのも良い。

■ビールの主な分類
image013*この図はビール分類の一例であり、国や地域により分類法・呼び名、各定義は異なる場合がある。一般的に、上面発酵で造られるビールを総称して「エール」と呼ぶ。

■州によるグラスの呼び方の違い
Beer Column2*『AUSTRALIAN BREWS NEWS』(Web: www.brewsnews.com.au)を基に作成。各州でポピュラーなものに絞っている。これ以外の容量や呼び方もある。