カルチャー&アート

カルチャー&アート

●オペラ、バレエ、ダンス、演劇

 オーストラリアを代表するオペラ「Opera Ausutralia」(Web: opera.org.au)は、オペラハウス内のオペラ・シアターで公演を行っている。クラシック・バレエの「The Australian Ballet」(web: www.australianballet.com.au)は、ニューヨークやロンドン、パリなど世界中で高い評価を得ているバレエ団だ。モダン・バレエなら「Sydney Dance Company」(Web: www.sydneydancecompany.com)が有名。「Aboriginal and Torres Strait Islander Dance Theatre」(Web: descendance.com.au)では、先住民族であるアボリジニーの伝統的なダンスに現代ダンスを組み合わせた、斬新でエネルギッシュなステージを楽しめる。 

 舞台演劇を楽しみたいのならば、「SYDNEY THEATRE COMPANY」(Web: www.sydneytheatre.com.au)やシェイクスピアを現代風にアレンジした「Bell Shakespeare 」(Web: www.bellshakespeare.com.au)などがある。

●博物館、美術館

 多数の博物館や美術館が点在し、多岐にわたる文化や芸術を紹介している。国立や州立の施設では特別展以外は無料という場合もある。
 現在活躍中の若いアーティストや新進気鋭のアーティストたちの作品に触れられるギャラリーを訪れるのもお勧め。シドニーでギャラリーが多くある地域はPaddingtonエリアだ。

●ストリート・パフォーマンス 

 マーケットやモール、公園、映画館の前など、さまざまな場所で大道芸人たちのパフォーマンスや音楽などの演奏が行われている。シドニー・フェスティバルなどの期間中は、市内各所で無料コンサートやパフォーマンスが行われる。

●オーストラリアの音楽

 先住民族アボリジニーサウンドは、ディジュリドゥと呼ばれる世界最古の木管楽器を使ったオーストラリア独自の音楽。地の底から響きわたるような音と独特のリズムは、一部のアーティストたちに昔から大きな影響を与えてきた。坂本龍一も自身のアルバムに取り入れている。

 忘れてはならないのがカントリー音楽。カントリー音楽というとアメリカが本場という印象があるが、故Slim Dustyなどをはじめとし、優れたカントリー・ミュージシャンを輩出している。

●オーストラリアの映画

 オーストラリアの映画の歴史は古い。1900年代後半から1910年代前半にかけて世界で一番多く劇場用映画を制作していたという。その後一時期衰退していたが、60年代後半から政府が芸術や映画振興に力を入れ始め、国際的に再び注目されるようになった。教育にも力を入れており、シドニーにあるオーストラリア国立演劇学院(The National Institute of Dramatic Art)からは優れた役者が多く巣立っている。90年代には、『ダンシング・ヒーロー』、『ミュルエルの結婚』、『プリシラ』、『ピアノ・レッスン』、『シャイン』といったヒット映画作品を生み出した。

 また最近では、他国の映像制作スタッフが映画撮影のため来豪するケースも増えており、シドニーでは街中でロケ・シーンを見かけることが多い。98年に「Fox Studios Australia」がシドニーに完成した後は、大型ハリウッド映画も制作されるようになっている。

●オーストラリアの文学

 文学作品に最初に触れるには、オーストラリアの代表的な短編文学作品を集めた『Best Australian Short Stories』がお薦めだ。

 オーストラリアで最も有名な近代・現代文学作家の1人は、73年にノーベル文学賞を受賞したPatrick Whiteだろう。彼の、オーストラリアの探検家を描いた『Voss』は名作。

 児童文学や絵本の分野では、ガムナッツ・ツリーやオーストラリアの植物が主人公の『Snugglepot & Cuddlepie』(May Gibbs作・絵)や『Blinkly Bill』(Dorthory Wall作・絵)などが有名。童話シリーズには『Australian Children’s Classics Set』がある。こちらもオーストラリアならではの動物や植物を主人公にしたシリーズだ。